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オンラインショッピング中に閲覧した商品が、ほかのウェブサイト上で“広告”として表示された経験、ありませんか？これが起こる理由は、ウェブサイト上におけるユーザーの行動がトラッキング（追跡）され、サイト間で共有されているためです。

一部のウェブサイトでは、トラッカーと呼ばれるプログラムが組み込まれており、個人が特定できるレベルではないものの、サイトにアクセスしたユーザーの行動履歴を追跡・記録します。こうした方法で取得した情報は、ユーザーに最適な広告を表示することなどに役立てられているのです。

Safariでは、トラッカーによる個人を特定する情報へのアクセスや、複数サイト間におけるトラッキングを防止する機能が搭載されており、ブロックされたトラッカーの概要もレポートとしてまとめられます。それが｢プライバシーレポート｣です。

プライバシーレポートの確認方法は以下の通り。Safariを開いたら、画面左上の｢ぁあ｣→｢プライバシーレポート｣をタップすればOKです。

｢プライバシーレポート｣には、どのような情報が掲載されているのでしょうか。

｢プロファイルの作成を阻止されたトラッカー｣には、過去30日間で活動をブロックされたトラッカーの件数が表示されます。

｢トラッカーにコンタクトしたWebサイト｣では、過去30日間でトラッキングを要求したウェブサイトの割合を確認できます。

また、｢現在のWEBサイト｣という項目をタップすると、現在アクセスしているサイト上でブロックされたトラッカーの詳細も確認できます。

プライバシー保護に役立つiPhoneの機能。ぜひ覚えておきましょう。