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シンプルでミニマルでマジカルなパズルゲーム｢Blek｣。真っ白な画面に指で線を描くと、まるで命を吹き込まれたようにその線が動き出します。オーストリアのウィーンを拠点に活動する兄弟によって作られたこのゲームは、The New York Times誌に｢まるでモダンアートだ｣とレビューされている通り、美しさと驚きに満ちた作品です。さっそく公式YouTube動画でゲーム画面をチェックしてみてください。

プレイヤーは｢指を使って一筆で線を描くだけ｣という、とてもシンプルな操作方法でゲームをプレイしていきます。動画冒頭をご覧いただくとわかるように、描いた“線”は指がなぞった軌跡を延々と繰り返しながら移動します。この線が、赤／青／オレンジなど、色のついたサークルすべてにタッチできればステージクリアです。

ただし、黒いサークル（ブラックホール）に触れると線は吸い込まれて消えてしまいます。｢難しそう…｣と思われた方もいるかもしれませんが、リトライ回数に制限はありません。試行錯誤を楽しむのが、このゲームの醍醐味です。

動画をご覧いただくと分かるように、線の動かし方は自由自在。ピョンピョン跳ねるように動かしたり、ジグザグと不規則に動かすことも可能です。プレイヤーの想像力次第で何通りもクリアの方法があるというのが、｢Blek｣の面白さといえるでしょう。

面白いクリア方法を発見したときは、ゲーム画面右上にある“カメラ”のボタンをタップしましょう。これだけで、その様子を動画として保存しておけます。

また、スマホのマイク入力を使って、その動画にコメントを録音することも可能です。｢Blek｣にハマっている友人がいたらコメント付きのクリア動画を保存&シェアして、“アート”なクリア方法を競い合ってくださいね。

魅力的な要素が盛りだくさんの｢Blek｣。アプリはiPhone版が480円（税込）、Android版は400円（税込）でダウンロードできます。普段はあまりゲームをしないという方にこそプレイしてもらいたい、アートな一作でした。